ふらっと初夏が旬のイサキを狙い松輪江奈港 成銀丸からの釣行記

毎年、梅雨シーズンに入るとイサキ釣りにワクワクする天(てん)です。今回は釣って楽しい食べて美味しいイサキ狙いの船釣り模様と釣った鮮魚の料理をお披露目します!

神奈川県三浦半島の剱崎(つるがさき)沖では、毎年6月1日から8月末がイサキ釣り漁期間です。毎年、6月に入るとイサキ狙いの釣りファンで三浦市松輪江奈港は大賑わいになります。特に6月が狙いめで潮周りの良い日に100匹以上も釣り上げるベテランさんがいます。

僕も一年ぶりにイサキの魚影が濃い剱崎沖へ釣りに出かけてきました。その釣行記です。

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朝4時前の到着を目指し松輪江奈港へ向かうも駐車場が大変なことに

深夜2時半に起きて出発しました。目指すは神奈川県三浦市の松輪江奈港です。横浜横須賀道路の衣笠ICを経由し三浦縦貫道路を経由して目的に到着しました。出船は5時過ぎ。余裕の到着だと思いました。

ところが⁉ 漁港の駐車場エリアが舗装工事でスペースが狭くなっていました。到着時は、
ほぼ満車状態で焦りました。誘導員さんが対応してくれ、なんとか駐車スポットを見つけ
ることができました。

週末は駐車場が激コミになるので早めの到着がいいです

もし行く機会ある時は週末の松輪港はとても混んでいるので早めに到着した方がいいですよ。

漁港の駐車場から船宿 成銀丸さんは近かったので、歩いて船宿へ行き受付を済ませました。今回の釣り座は、左舷のやや前方が空いていたので、その札を取りました。

今回のイサキ釣りでお世話になった船宿 成銀丸さん ワラサも有名

その他に受付時に忘れてはいけないことが、船宿仕掛けを購入することです。1年ぶりのイサキ釣りで確実に釣りたいと思ったので、一番確実な船宿の仕掛けを選びました!ぜひ、あなたも初挑戦する魚種や釣り場では、船宿仕掛けを試してみてください。

早めに乗船し釣りの支度を整えてイサキとの決戦に備える

受付時に船長が「もう船が着いているから乗って準備していてください」と教えてくれました。松輪江奈港のイサキ船は離岸する時間が朝5時過ぎです。そこからノロノロと出港しますが、朝5時半になるとポイントへ向かい爆速前進です。

大型船なのでゆったり釣りにを楽しめる

時刻はまだ4時半でしたが、早めに船に乗り込むことにしました。第一成銀丸の左舷の自分の釣り座を見つけ、早速道具の準備を始めました。

この船が良い点は大型船なので釣り座がとてもゆったりしているところです。東京湾近郊の乗り合い船
は、お隣さんとの間隔が狭くオマツリを多発してしまうことがありますが、松輪港の漁船は大型船でお隣さんとの間隔がゆったりと広く落ち着いて楽しく釣りに専念できます。

朝4時台からイサキ狙いの道具を準備しましたが、初夏なのですでに明るいです。ハリサイズはチヌバリ0.8号ととても小さいので驚きました。ちなみにお隣さんは釣り具店で購入した仕掛けを見せてくれて、その針サイズは2号でした。この差は大きいかもしれないと思いました。

イサキ釣りはチヌ針0.8号の3本針 ウィリー仕掛け

リールは古い味のあるリールを持参しました。ダイワのミリオネアⅡです。海外釣行にも何度も持参しターポンやスヌークなど数々の大物と格闘した経験のある両軸受けリールです。イサキ釣りにも対応してくれる優れモノです。

自分の釣り準備が整ったところで丁度、漁港からの離岸時刻になりました。朝5時10分です。
一斉にイサキ狙いや真鯛狙いの船が漁港から出船していきます。

ゆっくりと船が前進する途中、梅雨空から朝陽が見えてきました。風がほとんどなく、海はベタ凪です。

当日の潮況はこんな感じでした。

情報ソース:Surf line

朝5:30

第一成銀丸は爆速前進でポイントへ一番乗りを目指します。メチャメチャ船が早く爽快でしたが、荷物がふっ飛ばされそうになりました。

イサキ釣りの実釣を開始したのですが、誘い方を忘れてしまいました

剱崎沖のポイントに到着後、「棚は18m~15mでやってみてください」と船長からアナウンス。イサキ釣りの船がポイントに集合し大きな船団を形成しています。

釣れる気配ムンムンです。

とりあえず18mの棚に合わせることはできましたが、1年ぶりのイサキ釣りだったのでイサキに強力アピールする誘い方を忘れてしました。50㎝ずつ竿を上げ、竿を下げながら50㎝ ラインを巻き取るようなシャクリ方をくりかえしました。

1年ぶりのイサキ釣り 誘い方を忘れてしまった….

連日、剱崎沖のポイントは好調にイサキが釣れているので、1投目からアタリがあると期待しましたが2投、3投してもあたりがありません。周りも釣れていません。

しばらく同じ誘いでコマセを打ち返すと待望のアタリ!イサキのグイグイという感触を楽しみながら巻き上げます。

やっと美味しそうなイサキが釣れました!

美味しそうなイサキが釣れました

その後も食い気で厳しい中、2時間で6匹ほどイサキを釣り上げました。

納竿時間 ブランチをはさんでシャクリ方を変えて12時15分まで奮闘

朝6時前から5時間、ウィリーをシャクリ続けてきたので、ここでブランチタイムです。

今日のブランチメニューはハンバーグ弁当。一見美味しそうなのですが、コンビニでお弁当の温めをお願いしなかったのでご飯がパサパサで失敗しました。

再び釣りの再開です。今度はイサキ釣りの誘い方を小刻みなシャクリ方に変更してみました。
その理由は左舷のミヨシ(先端方向)で釣り座を構えている方、その誘い方でポツリポツリとイサキを釣り上げていたところを観察していたからです。

自分の竿になかなかアタリがない時、ほかの釣り人で釣れている人がいたら誘い方などよく観察した方がよいです。

この作戦が功を奏しました!

船中食い渋りの状況下、ポツリポツリとイサキを釣り上げることができました。惜しかったのは、5匹もバラしてしまったことです。そのうち2回はハリスを切られてしまいました。

そうこうするするうちに12時15分納竿の時間になりました。

本日の釣果はイサキ14匹でした。食い渋りの状況下、十分に夕飯のおかずをゲットすることができました。

晩御飯が楽しみ 新鮮なイサキ

新鮮なイサキは、新鮮なうちに頂く

自宅に戻って1時間ほど昼寝をしてからイサキを捌きました。今回のイサキ料理は、①お刺身 ② 塩焼き ③ 刺身の漬け ④握り ⑤漬け握り ⑥アクアパッツアの6品に決めました。

獲れたてのお魚を味わえるのは釣り人の特権です!

お刺身はこんな感じに出来上がりました

身がプリプリなイサキのお刺身

続いて塩焼き。初夏の塩焼きといえばイサキです。

身がホクホクの塩焼きイサキ

握りの2品です。

最後は洋風にアクアパッツァを作ってみました。とても品のある美味しさでした。

出汁のきいたスープが美味しいイサキのアクアパッツァ

また来年もイサキ釣りに行きたいと思います!

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